北山愛郎の発言 (地方行政委員会)

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○北山委員 新税も作っておるのです。確かに勤労所得税は若干引き下げましたけれども、それをこえるところの、国税においてもまた地方税においても新税を作っておる。だからして、もしもその分は国民所得に相応させるだけである、それが適当であるという方針ならば、あえて新税を作る必要はないのです。それだけの伸びが自然増収として出てくるというならば、何も新しい税金を立てる必要はないんじゃないかと思うのです。それをわざわざ作っておるのですから、しかも総額において今のような率において昨年よりも上回っておるということは、やはり増税、その上回る分だけは少くとも増税になるんじゃないか、こういうふうに考えるわけです。個々の法人税が伸びるとかいうことはやはり部分的なものであって、税全体として見て、われわれ国民負担に転嫁されると思うのですが、これはむしろ大蔵大臣の所管かもしれませんから、以上の点を指摘をいたしまして、あらためて大蔵大臣でも来ていただいたときにお伺いしたいと思います。
 それから大臣は今年の財政計画においては相当いろいろな点を考慮し、従来の悪い点を是正をし、赤字の原因をなくした。確かにそういう点は認められる。しかしそういうことになるとするならば、昨年あるいは一昨年等は財政計画というものが適当でなかった。正しくなかったということを裏書きしておる。従ってそういうところから来る赤字は、一体国の責任になってくるのではないか、こういうふうな結論になると思うのですがどうですか。

発言情報

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発言者: 北山愛郎

speaker_id: 29660

日付: 1956-02-10

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会