関根久藏の発言 (農林水産委員会)

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○関根久藏君 ただいまいろいろ御報告ありまして、御心配を願っておるものにつきましては感謝を申し上げるんですが、ただいまのお話がありました、樹勢回復の助成の補助率の問題ですが、二分の一ということについては非常な難色があると、かような御報告なんであります。これは、御承知のように衆議院の農林水産委員会におきましても、さような決議になっております。また一般の要望から申しましても、それは、なるほど二十八年の三分の一に比べますというと多いのでありますけれども、今回は特に被害の程度が激甚なんであります。さような見地から、何とか補助率は伸ばしてもらいたい、かようにわれわれも熱望しているのであります。どうか一つ、その点は農林当局におきまして、何とか実現できるように御心配が願いたいと思うのであります。
 それから蚕種の助成金の問題ですが、なるほど晩秋蚕の蚕種に対して助成金を出すということは、ちょっと理論的に考えまするというと、どうかと思う点があるのでありますが、しかし、これは凍霜害後における全体の増産をするためには、これはまあ理屈はちょっと抜きにして、この方法が一番実際の効果は上げ得られると思うのであります。これらの点につきましても、どうか一つ農林省のお考えを頑強に御主張なさるようにお願い申し上げたいと思います。
 それから共済金の仮払いの問題で、概算払いの問題ですが、これはやはり早急に払うということが一番必要なんであります。さよういたしますというと、やはりつなぎ融資にしましても、あるいは資金の利息にいたしましても、何とか心配してやらなければ、これは実際問題はやはりのびてしまうことになります。早急概算払いをやるということのためには、どうしてもこれは必要だと思うのでありますが、ぜひこれを一つ実現ができますように、御要望申し上げたいと思うのであります。
 それから新聞でよく、やれ四億五千万円とか、やれ六億何千万円とか、かような数字がいろいろなことでちらほらするのであります。二十八年のときには全体で五億八千万円で、その中にはもっとも国庫の融資もあったのでありますが、五億円を上回っておるのであります。四億五千万なんという数字は、少くとも二十八年を下ることになるのであります。さような点も一つよく御検討願いまして、ぜひ一つ二十八年を上回っても下らないような方法にやらんければ、最初の公約がなくなってしまう、どうか一つ大いに農林政務次官の御奮闘をお願い申し上げたいと思います。

発言情報

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発言者: 関根久藏

speaker_id: 28143

日付: 1956-05-25

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会