池田勇人の発言 (本会議)

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○国務大臣(池田勇人君) 厚生大臣と私とにお聞きになった問題が多いのでございますが、厚生大臣からお答えになることが適当である問題を除きまして私からお答えいたしたいと思います。
 国民皆保険の実現は、四、五年のうちにやりたいと思ってスタートを切ったのでございます。
 給付内容を三割程度国庫負担にしてよくしろというお話でございまするが、私といたしましては、まず第一に皆保険を実現すべく進むのが適当であろうと考えております。
 なお、問題になっておりました被保険者一人当りの事務費が非常に少うございまして、これは、六十八円なんぼというのを、八十五円に上げました。三十三年度におきましては、これを全額、調査の上負担するつもりでおるのであります。
 それから、五人未満の事業所の従業員に対して健康保険というお話がございましたが、私の見解といたしましては、健康保険よりも、先ほどお話し申し上げました国民健康保険でいくのが合理的だと私は考えておるのであります。
 日雇い保険につきましては、国庫負担を一割から一割五分にいたしておりまするし、傷病手当制度につきましては、本年度調査費を出しまして、調査の上実行いたしたいと考えておるのであります。
 結核対策につきましては、予算をふやしまして、公費負担等を多くしまして、できるだけ早期に撲滅する政策でいっております。
 生活保護費の方は、基準額を上げておるのでございますが、経済界の好況によりまして人員が減って参りますので、こういう格好に相なったのであります。
 健康保険法の改正案を撤回する意思はないか。これは撤回する意思はございません。
 食管会計の繰り入れにつきましては、特別調査会の結論を待ちましていきたいと考えております。(拍手)
  〔国務大臣神田博君登壇〕

発言情報

speech_id: 102605254X00519570205_022

発言者: 池田勇人

speaker_id: 8420

日付: 1957-02-05

院: 衆議院

会議名: 本会議