北山愛郎の発言 (国土総合開発特別委員会)
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○北山委員 そうすると、改正案を今企画庁としては考えておらぬ、こういうことであります。これは今の十二条の実績がどうなるかということも関係するだろうと思いますが、青森県などは、御承知のように再建団体ではなかったのを、この規定がこうなっているために、わざわざ自主再建をやめて準用団体にまでなって、この適用を受けるように県の方針を変更した。ところが、やってみると大したことはなかったのだということになれば、青森県の県民、県当局は非常な失望だろうと思う。そういう点を考え合せれば、私は企画庁としても、やはり東北開発というものは地財再建とは切り離していくという方針で御検討願いたい。もし政府がそういう提案をしなければ、社会党としては、次の国会にはそれを含む改正案を出すことに大体私どもの委員会は決定をいたしております。野党の方から出されないうちに、政府の方が先回りをしてお出しになる方が賢明ではないか。何もむちゃくちゃな案を出すのではなく、そういうふうに考える方が常識なんですから、企画庁としても、もう少し思い切って改正案を出していただきたい。こういうことを要望申し上げます。
それから、時間もありませんので先に進みます。今年度のこの開発公庫の計画とか、開発会社の計画、こういうものがある程度進んでいると思うのでありますが、特に開発会社につきましては、渡辺参考人もおいででございますので、お尋ねいたしますけれども、岩手県のセメント工場の計画がどのように進んでいるか、予定よりも相当おくれているのではないかというお話がある。それから計画の内容についても、相当変更があるように聞いている。この前の国会で蓮池さんにお尋ねをしたときには、当初の建設資金十四億は多少足りなくて、一億五千万円ばかり追加になりました、こういうお話であった。それからまた、はっきりと、本年度の開発会社の事業資金としての二十五億は、セメント工場に振り向けるべきものではないのだということも大蔵大臣は言っているし、企画庁長官もはっきり明言をしているはずなんだ。ところが、最近の新聞紙上に発表された開発会社の事業計画から言えば、本年の二十五億に対して、その中に岩手県のセメント工場の資金なども入っている。これは大きな事業計画の変更ではないか。この前の国会で私が聞いたのに対して、大蔵大臣やその他の大臣がはっきり答えたのと、あるいは蓮池さんが答えたのと、まるきり違うのではないか。私はおかしいと思うのですが、この点はどうなんですか。