松野頼三の発言 (本会議)
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○国務大臣(松野頼三君) 基準法によりまして、危険物の防止に対する規則あるいは安全衛生に対する規則というものに従いまして、労働省といたしましては、こういう危険物については、特に安全衛生と危険防止について監督を厳重にいたしております。今回の工場につきましては、特に、本年基準局を通じまして再三諸種の問題について監督官を派遣いたしております。この中には、賃金の問題、時間外の問題、あるいは安全教育の問題というものを含めて、数回実はこの工場には監督官、指導官を派遣しております。ただいまの相澤議員の質問のごとく、ここは非常に臨時工の多いところで、特に労働省といたしましては、こういう危険物を扱う工場であり、しかも従業員が非常に臨時工が多いという意味で、たびたび実は指導に参っております。将来ともに、今日安全の定員の規則はございませんけれども、今後やわり危険物というものにつきましては、ある程度の技能とか、職員というものの基準をきめることも必要じゃないかと考えております。
災害の賠償につきましては、今日の災害規定を今回の実情に合わせまして、近接の工場についても災害賠償問題を労働省としては適用いたしたいと、ただいま近接工場の実情を調査いたしております。
なお、総合的な産業災害は、総件数から見ますると、ある程度最近この一、二年は減少を来たしておりまするが、逆に重大災害が非常にふえております。これは、今後災害防止対策を講ずるとともに、注意をしなければならないことだと思いまして、昨年以来産業災害防止五カ年計画をきめまして、鋭意この問題について内閣総体として対策を練っておるやさきでございますが、なお重大災害がふえたということはこれは非常に労働大臣としても注意しなければならないことだと思って、十分今後の対策を立てたいと考えております。(拍手)
〔国務大臣赤城宗徳君登壇、拍手〕