松野頼三の発言 (本会議)

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○国務大臣(松野頼三君) 貿易・為替の自由化につれて国際競争的な企業に体質改善が行なわれることは必至でございましょうから、労働省といたしましても、労働の質の改善と、また、諸外国に対応して負けないだけの労働力の技能というものをまず訓練することが最大の務めだと考えております。このことは昨年の雇用審議会の答申の中にもございましたごとく、日本の雇用問題が複雑多岐の中に、中小企業の製造業を軸として雇用問題の解決をはかることは、日本の大きな雇用対策の方向だと私も考えております。従って、三十五年度予算につきましては、技能検定と職業訓練というものを合わせて中小企業のおくれております生産性の向上を努めて参りたいと考えております。
 なお、国内的には、ややともいたしますれば、産業の競争が行なわれるという傾向もあるやに存じまするので、この場合は基準法を完全に実施をよく指導いたしたいと考えております。賃金問題につきましては、中小企業の最低賃金法の施行が順調に伸びておりますので、今後とも最低賃金法を伸ばしまして、賃金の向上をはかって参りたい、こう考えております。(拍手)
   〔国務大臣池田勇人君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 103415254X00519600204_027

発言者: 松野頼三

speaker_id: 26627

日付: 1960-02-04

院: 参議院

会議名: 本会議