池田勇人の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(池田勇人君) お答え申し上げます。
貿易・為替の自由化は、わが国産業基盤を近代化し、また、流通機構を正常化しまして、経済のこの上ともの発展を促すために行なうのであります。従いまして、わが国経済の中核をなす中小企業にはなはだしい悪影響を及ぼすようなことは当然なすべきではありません。従いまして、自由化のテンポ、また業種の選定につきましては、そういう考えのもとに適正な方法で順次やっていきたいと考えております。
なお、大企業と中小企業との関係でございまするが、私はただいまのところ中小企業団体法の活用によりまして、この間のいざこざを直していけると思います。私の最も心配しておることは、いわゆる中企業、小企業でなしに、もっと下の零細企業につきましては、なかなか政治の手が伸びませんので、今回商工会法等を設けまして、零細企業の指導育成にもっともっと手を伸ばしていって、ほんとうに日の当たらないところを当たるようにする行政をいたしたいと考えております。(拍手)