石井光次郎の発言 (商工委員会)
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○国務大臣(石井光次郎君) この競輪の存廃の問題は、私先ごろまで党の、自由民主党の総務会長をしておりましたが、相当論議の種になったので、両論いろいろ戦わされまして、今お話しのように、競輪審議会で話のあったときにも賛成の人もあれば反対の人もあったというようなことを聞いておるのです。弊害の面から見ますると、今おっしゃったように、いろいろ社会悪がその中に醸成されたということは、これはそんなことはないという問題でなくて、いろいろその通りあったと思うのです。また一方から見ますると、長い間やってきたうちに、何かこれが大衆的な楽しみの一つのものというふうにだんだん進んできた形も、これはいなめないものだと思うのです。またこれから上がった利益というものが、御承知のように機械の発達やら、あるいは地方財政に援助したというようなこと、地方財政も戦後の苦しいときから立ち直って、だんだん今日に及ぶと、こういうものの援助を受けなくてもいいというようなところも出てき、そのほかのいろんな情勢からおやめになったところもあることも事実でございますが、そういうような論議がいろいろ戦わされますので、この際、自転車だけでなくほかのものもあわせて、内閣に公営競技の審議会を置いて、そうしてこの高いところから広く物を見て、そうしてどういう方向に進むか。やめるなら、あるものはやめる、あるものは存続するということになるかも知れませんが、やめるならどういうふうにしてやめるかというようなことについても検討してもらいまして、それを土台として通商産業省としては最後の案を来年の一月までには何としても作り上げようというような心持で、私どもは党におったときもそう思っておりましたが、今日においても同じような考えをもっているわけでございます。