安藤覺の発言 (社会労働委員会)

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○政府委員(安藤覚君) 坂本先生の御質問に対して年金局長からお答えいたしたわけでございますが、確かに年金局長の申しておりましたことも、進展した一つの大きな原因ではございましょう。また、これに対して御批判をお加えになりました坂本先生のお考えというものは、もっとより根本的なところに出発いたしておりまして、それに基づいての私の見解を表明せよとのお言葉でございます。なるほど先生の御指摘のように、国民健康保険、あるいは年金というものが相重なりますと、ある一軒の農家においては相当な金額になり、そのことが同時に、一方働き手が多くて収入が多いという家庭でありまするならば、まあ泣く泣くぐちを言いながらもということでございましょうけれども、働き手が少なくしてけっこうな金額になるという家庭が相当多かろうと思う。ずいぶん大きな負担になるであろうと存ぜられます。これらの点については、制度を進めていく上において、あるときはやはり掛金の問題に手が触れられてくることも考えなければなりますまいし、また、あるときは給付の金額について相当年限を経ました形において考えていかなければならないであろうと、こういうふうに存ぜられるわけであります。いずれにしましても、このことは、ますます激しくなっておる経済競争のもとにおいて、そうしてこの社会保障制度をもって、その間にはさまって苦しい思いをせられる人々の救済をしていこうということでありまする限り、そう一そうのこれに努力を捧げて万全を期していくと、こういうことをお誓いするほか道はないだろうと、かように考えるわけであります。

発言情報

speech_id: 103814410X03419610606_013

発言者: 安藤覺

speaker_id: 28997

日付: 1961-06-06

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会