安藤覺の発言 (社会労働委員会)

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○政府委員(安藤覚君) ただいま御指摘の、郵便貯金というものと、厚生、国民両年金というものとの性質について、全く考えを異にすべきものだということでございましたが、これにつきましては、厚生大臣から、先ほど来問題になっておりまするこれらの積立金の使途の問題について、折衝せられる段階において、厚生大臣がるる陳述せられましたる御所見を承りましたところによりますれば、郵便貯金と、そして厚生、国民両年金との性格は、全く別なものであるという建前において、すなわち坂本先生のお説のごとき建前において、交渉を強くしてこられたことを承っておりまするので、おそらくこの大臣のお考えのあり方は、年金局長も十分承知いたしておると存じますから、この大臣の意図のもとに、すべてを考えておることであろうと存じますが、先ほど、もし先生がさようなふうにお受け取りいただけなかったとするならば、年金局長の言葉の足りなかったことであろうと存じますので、あらためてこの点を、年金局長に一つ答弁させることにいたしましょう。また、今度積立金の所有権の問題であり、そしてその運営については、積立者のみによって運営すべきであるという御所見に対しましては、この点まだわれわれどもの間において、あくまで先生のお説のところまで煮詰めておりませんので、これに対して明快なお答えを申し上げることのできないことを、はなはだ残念に存ずるわけでございますが、ただこの場合、これらの問題を含めて、先ほど坂本先生もお述べになりました、われわれがこの国民年金の問題についてはよりよきものを作るために、現行制度に対しては反対をしてきたものである。その運動を続けてきたものであるというお言葉でございましたが、これもごもっともな御見識とも存じますが、すでにこの国会におきましても、いろいろ御指摘いただきました、過去の法律に対して、改むべきところのものを、政府側からも積極的に改めましたし、さらにまた、これに続いて、朝野両党から、さらにさらに補足立法についても、こういう点を改正しようという御要望に対して、そのお声に耳を十分傾けまして、御同意申し上げて、先ほど来説明いたしましたような改正も、行なわれてきました。今後におきましても、ますますそういった方面において、諸先生方の御意見等も受け入れて、よりよきものにいたしていきたいと、かように存ずるわけでございますので、この段階に参りましたならば、先生一つ積極的に、これをさらに立て直してやろうという、これは私の口から申し上げることはちょっとなまいきかもしれませんけれども、先ほどからの先生のお言葉を聞いておりますと、お願いせずにおられませんので、このことを一言お願い申し上げるわけでございます。

発言情報

speech_id: 103814410X03419610606_023

発言者: 安藤覺

speaker_id: 28997

日付: 1961-06-06

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会