江尻進の発言 (逓信委員会)

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○参考人(江尻進君) 外国の新聞に比べますと、日本の新聞は非常にページ数が少ないわけでございます。アメリカあたりでは平均して一日、平日の新聞が四十ページございます。日曜日になりますと百数十ページというような紙面を出しております。これはヨーロッパにおきましては幾分少のうございますが、日本よりもはるかに多いページ数を出しておるわけでございます。これはやはり世の中の事象というものが複雑になって参りまして、大衆に知らせる必要のある事項をなるべく多く知らせよう、こういう目的のために、自然に社会が複雑になるに伴いまして、その紙面も多くなるというのは避けられないことと思います。日曜版といいますのも、やはり同じような意味におきまして、ニュースの解説とか、あるいは直接ニュースでなくても、いわゆる平常的なこと、この地方においてどういう生活が平常行なわれておるかというようなことも、これは知らせる必要のあることなのでございます。一般的にいいますと、新聞というものは、異常なこと、変わったことを知らせるのが多いのでございますが、しかし、それだけではやはり目的は達せられない。日本の普通の生活はどうあるか。たとえば、鉄道の各線を中心にした、いろいろな観光的な記事のように見受ける紙面なども出ておりますが、それはやはりそう目的で必要があるから、あるいは新聞が持っているそういう社会的な使命を達成するのに必要だからというためにやっているわけでありまして、決してむだなことをやっているというわけではないわけでございます。私はそういうように考えてやっております。

発言情報

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発言者: 江尻進

speaker_id: 277

日付: 1961-05-11

院: 参議院

会議名: 逓信委員会