阿具根登の発言 (予算委員会)

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○阿具根登君 いやそういうふうに逃げられると困るので、大蔵大臣はどうお考えになっているか。現在これだけの黒字がある。そうしまして毎年々々二百億近い黒字が出てきている。そうして失業保険をもらっている人は非常にその日その日が食えないのではないか。その率を上げる、あるいは六カ月、九カ月の期間を延長するとか、こういうことをお考えになっているか。何かお考えがあるはずだと思うんです。
 さらに、飛躍して御質問申し上げますが、かりにこれだけの金があって、一カ所に多くの失業者が出た、そしてそれが、極端なことを申し上げますと、家もあり労働力もあって、長年自分の住みなれた所を離れたくない。そこにたくさんの失業者が出たというならば、この保険金をもって、そこに企業を誘致するとか、あるいは工場を持って来て、こういう保険金かけておる失業者を優先的に雇用するとか、何かこういう新しいことを考えなければ——今のままで、こんなたくさんの金が余っておる、率もまだ下げられない、また期間も延長されない、支給率も上げられない、これでは、保険金をかけた失業者が浮かばれないと思うのです。だから大蔵大臣はどうあるのが一番正しいか、自分はこう思って諮問しておる、あるいは何にも考えずにただおきめ下さいと言って諮問されておるのかどうか、それをお伺いいたします。

発言情報

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発言者: 阿具根登

speaker_id: 16382

日付: 1961-03-31

院: 参議院

会議名: 予算委員会