池田勇人の発言 (本会議)
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○国務大臣(池田勇人君) お答え申し上げますが、御尋ねの第一点は、話し合いの政治についてでございます。私は御説のように、組閣以来、また党の総裁になりましてから、議会運営を正常化するためには、どうしても各党が話し合って結論を出すことがけっこうだと、こういうので、その方針で進んでおります。
次に武州鉄道の汚職の問題でございますが、まことに遺憾なことでございます。ただいま検察当局は厳正公平な態度で調査中でございまするから、その結果を待ちたいと考えております。
なお、国民協会についてのお話でございまするが、われわれは、政党が国民と直結し、そうしてまた政党の運営が清く正しくあるべきと、こういう理想のもとに、外郭団体の国民協会を、今、作っていただきつつあるのであります。これによりまして、今までの、各人の持っておりまする政治結社は、私は自粛してしかるべきと考えております。
次に災害対策の問題でございまするが、本国会にも災害対策基本法を御審議願うことに相なっております。また昨年より治山治水十カ年計画を立てまして、これが対策につきまして万全を期しておるのであります。しかし、お話のように、災害は年を追うて出て参りますので、今までの計画、また今回の災害対策基本法等の運用にあたりまして十分注意して、できるだけの対策を講じていきたいと考えております。
国家賠償法について改正する気はないか。――私はどいう点を改正するか、御質問の内容がわかりませんが、国家賠償法は制定後十余年たっております。不備の点があれば、これを再検討するにやぶさかではございません。
石炭問題、基地問題等、御質問の点は関係閣僚よりお答えいたさせます。(拍手)
〔国務大臣植木庚子郎君登壇、拍手〕