藤枝泉介の発言 (本会議)
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○国務大臣(藤枝泉介君) 米軍の墜落機あるいは米軍機による誤投下等の被害を未然に防止するために、あるいは標的の移転、重要施設上空の飛行の制限、あるいは機体等の厳重な点検等を米軍側に申し入れまして、それを実施をいたしておるのでございますが、しかし、不幸にいたしましてなおそうした被害がございますので、被害の事故を起こしました場合には、十分米軍側にその原因の探究の要求をいたしまして、同一原因による事故を起こさないように努めておる次第でございます。
基地周辺の騒音の問題につきましては、飛行時間の制限あるいは進入経路の変更、飛行方法の変更等を米軍に求めまして、その実施をしてもらっておるわけでございますが、さらに周辺の教育施設、療養施設等の騒音の防止の工事等の実施をいたしております。いずれにいたしましても、基地周辺の種々の問題につきましては、単に防衛庁、調達庁というような一部局でなく、政府全体としてこれを解決する必要がございますので、基地等問題閣僚懇談会、あるいは事務クラスによる基地周辺の整備に関する協議会を設けまして、積極的な解決をはかりたいと存じて、すでに数回にわたってこれらを開催いたしておるような次第でございます。
なお航空基地における航空地役権の問題でございますが、航空基地を提供しておる以上、その飛行活動が円満に行なわれるようにいたすことは必要でございますが、地役権というような形でそれをいたすか、あるいは話し合いによりましてこれをいたすかということについては、なお検討の要がございますので、十分研究をして参りたいと、かように考えておる次第でございます。(拍手) 〔国務大臣迫水久常君登壇、拍手〕