福永健司の発言 (本会議)

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○国務大臣(福永健司君) 幾つかの点について御質問がございました。順次お答えを申し上げます。
 義務教育課程にある年少者を、職業補導その他の名目をもって卒業前に労働者として使用することは、労働保護土の見地からいたしましても絶対好ましくありません。御質問の実際の件につきましては、千葉労働基準局等をして直ちに実地調査を行ない、ただいまこれに対して措置をせしめているところでございます。
 相鉄交通労働争議は、相当激しいものでありまして、私も深く遺憾といたしておりますが、神奈川県当局は、再三にわたってこれにいろいろの対処をいたしており、現在までにかなりの歩み寄りを示しております。労働省といたしましては、労使両当事者が、違法行為等は厳に慎んで、すみやかに話し合いにより問題を平和裏に解決することを期待し、成り行きを見守っておる次第でございます。
 雇用状況は、国全体といたしましては相当よくなってきておりますが、相澤さん御指摘のごとく、中高年令層等においては好ましからぬ事情もございます。数字を示せという点でございましたので、ちょっと申し上げますが、三十五ないし三十九才の場合においては、殺到率は一・六三倍、就職率が一六・一%、また四十才から四十九才の場合は三・六六倍の一二・一%、五十才以上になりますと一八・六七倍の五・二%、こういうようなことでございまして、どうしてもこうしたことについては強力なる施策を講じなければならないことは当然でございます。中高年令者の就職につきましては、転職訓練をより積極的に推進し、新しい職場への就職を容易にするとともに、この適職を調査いたしまして、より一層善処することを考え、こうした人々を優先的に適当な職種について採用するよう、政府機関等に勧奨をいたしておる次第でございます。
 失業対策事業就労者に対する質金引き上げにつきましては、昨日繰り返しお答えいたしましたとおりでありますが、今次補正に数字的に現われているところがないという限りにおきましては、おしかりを受けるのもごもっともでございます。福永の力が足らぬからではないか、率直に答えろというお話でございますが、私の力につきましては、私自身が申し上げるのもいかがかと存じます。学力テストについては相澤さんの御意見がございましたが、大臣の能力テストについては相当きびしいようでございます。今後御鞭撻をいただきつつ大いに努力をいたしたいと存じますので、いましばしごらんをいただきたいと思います。
 公務員給与につきましては、昨日繰り返しお答えを申し上げました次第でございます。(拍手)
  〔国務大臣灘尾弘吉君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 福永健司

speaker_id: 33316

日付: 1961-09-30

院: 参議院

会議名: 本会議