田中重五の発言 (災害対策特別委員会)

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○田中(重)政府委員 ただいま御指摘のございました造林か国土保全上、水源涵養上その公共性がある、がゆえにきわめて重要な事業であり、さらにまた、きわめて低利な事業であるがゆえに、その両方の上でこの造林の拡大をはかるための助成がとられておりますことは、いま先生が御指摘のとおりでございます。そういうような意味合いにおきまして、この造林事業が、植栽から収穫に至りますまで、常にあたたかい国の助成の中で育成されてまいるということは望ましいことと存じますし、私もその点については一々ごもっともと存ずる次第でございます。ただ、いまの制度によります植えつけ以外の造林事業の振興について融資の道が開かれておりますという実情につきまして、なおこれは補助による助成の方向で検討していくことにつきましては、私も真剣に考えてみたいというふうに思っている次第でございます。ことに豪雪地域におきます造林、さらには寒冷地帯におきます造林が、温暖地帯におきます造林に比べましていかにその事業が困難であるかということは、一々先生の御指摘のとおりでございまして、ごもっともな次第と存じているわけでございます。豪雪地帯の造林被害の対策につきましては、先ほど御説明申し上げましたとおりでございますが、一応造林直後の消滅あるいは折損の個所について補助の対策を立てておりますほかは、原則といたしまして、六年生程度以上のものは二十年生程度のものとともにすべて融資の道が開かれておるということで、そのほうの救済に待つとともに、さらに二十年生程度の特に被害が今次以上に大きくて、しかも費用がかかるというものにつきましては、融資の道もあるけれども、助成の道を考えたいということで、いま予算の折衝を行なっておる最中でございます。大蔵省のほうへこれから申し込もうと考えておる段階であります。

発言情報

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発言者: 田中重五

speaker_id: 34833

日付: 1963-05-22

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会