篠田弘作の発言 (本会議)

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○国務大臣(篠田弘作君) 第一の御質問は、地方制度調査会から、現在、地方自治団体と政府との事務の分担について審議中であるから、この問題をしばらく延ばすようにという申し入れがあったにもかかわらず、どういうわけでこういうふうに早くきめたかという御質問のようでございますが、実際は地方制度調査会におきましてそういう議論があったということは聞いております。しかしながら、これは政府に対する申し入れまでにはなっておりません。それはどういうわけかといいますと、地方制度調査会は、政府からの諮問に応じて答申をすることになっておりますが、この問題について政府から地方制度調査会に諮問はしておらないわけでございます。そういうわけでございまして、そういう申し入れをしないほうがいいだろうというわけで、そういう議論はあったけれども、申し入れはなかったと聞いております。
 次に、今回の河川法の改正の趣旨は、前々から申されますように、重要河川の治水利水の広域的見地から、国の責任においてこれを行なうということでございますから、小規模の水利につきましては、むしろ地方的に処理するほうが、御説のとおり、適当であろうと考えます。一級河川のうち、指定区間につきまして、その管理権の一部を政令の定むるところによりまして知事が行使できることになっております。また当該区間における小規模な水利権の許可等につきましても知事の権限としたい、そういうふうな考え方であります。なお、大規模な水利権につきましても、建設大臣がこれを許可する場合は、関係知事の意見を聞かなければならないものとしておりますから、国家的利害と地方的利害との調和は十分にその点において、はかられると考えております。(拍手)
 〔国務大臣重政誠之君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 104315254X02419630607_018

発言者: 篠田弘作

speaker_id: 11461

日付: 1963-06-07

院: 参議院

会議名: 本会議