市川房枝の発言 (公職選挙法改正に関する特別委員会)
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○市川房枝君 実は局長のおっしゃるとおりと私思うのですが、ただ、表彰に私はこだわっているわけでもないのですが、公明選挙の表彰となると、私はやはり関係がある。選挙事格ならこれは別個の問題ですが、しかし、選管といえば、結局選挙の事務の執行と公明選挙と両方を担当しているわけです。だから、個人の場合、この人は何か特殊なことがあって表彰されたのでしょうから多少違いましょうが、私はやはり、選管を表彰なさる場合は、総合的に、そこから違反者を多く出したりなにかしたら、それは表彰の資格はない。たとい投票率がよくったって、そういうふうなひとつ標準をもう一ぺん再検討していただいて、そうしてその表彰なるものが相当な権威がなければ、まあ毎年ずっとやっているのだから、一つのルーティンなあれとして、ただやるということなら、私は非常にもったいないという気がいたしますので、この機会にそれをお願いしておきたいのですが。
ついでに、私は政務次官にお伺いしたいのですが、これもさっき局長が、選挙違反が多いということは必ずしも選挙が悪くなったのじゃない。摘発といいますか、一般の有権者が違反に対する関心が強くなった。そのために多くなったといえば、むしろ有権者の自覚が高まったということにもなるのじゃないか。まことにごもっともな御意見ですけれども、しかし、一般の常識からいえば、やはり選挙違反が多いとなれば選挙が悪いのだという感じを与えることはいなめないのでして、今度の選挙あたりで一般の常識からいって非常に選挙がよくなったとはどうも言えない。やはり悪くなったのだ。いや、公明選挙費用は三十五年のときには一億円だけしか使ってなかったはずだ。今度は六億円になって、いわば六倍にもなっている。それで投票率も下がり、投票率が下がったということだって、ちょっとこれは理由もありましょうけれども、一応そういう感じがするのですが、これは政府として私はやはり考えていただきたいと思うのですが、次官のお考えを伺いたい。