山中吾郎の発言 (文教委員会)

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○山中(吾)委員 それはおかしいじゃないですか。一方に通信教育で大学の卒業資格を、学士を与えているのじゃないですか。そういうふうに年限というものは第二次的な条件であって、戦後の大学制度というのは単位制度で、どういう科目を何単位とれば大学卒業を認定するというのが第一の条件であろうじゃないかと私は思うのです。だからこそ勤労青年に対する通信制度を認めておるのであって、ただここの五十二条のあとにある知的、道徳的能力を付与するという人間形成の目的のためには、一定の学園とか一定のそういう環境の中に入って、師弟の接触とかいう関係を結ばなければできないので年限というのが第二次的に入ってきているのです。したがって通信教育のように、集合教育に適応できない勤労青年には、第一の条件に合っているからというので私は卒業認定を与えておると思うのです。したがって二年であるか三年であるかというのは、日本の大学の目的の本質には二次的なものである、これは現在の制度を直視した最もすなおな見方だと思うのですが、局長の答弁は何か修業年限が本質的な要件であるというふうに説明をされておるのですね。そういう思想ならば短期大学は大学にできないという思想が先に出てくる、そうじゃないですか。

発言情報

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発言者: 山中吾郎

speaker_id: 22941

日付: 1964-05-20

院: 衆議院

会議名: 文教委員会