石井光次郎の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)

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○参考人(石井光次郎君) 一言お礼を申し上げさせていただきたいと存じます。
 このたびのオリンピックは、全体的にはたいへんな好評を得ましたことは御承知のとおりでございまして、これは全く皆さんの五年間にわたる非常な御熱心なる御指導御鞭撻のたまものであり、非常に私どもうれしく思うているわけでございます。
 特に、日本体育協会といたしましては、選手の強化ということが大眼目でございます。日本において開かれたこの大会で、恥ずかしくない成績をあげたい、金メダルの数も少なくも十五ぐらいはとりたい、大体とれそうだと申しておりましたが、幸いに十六とることができました。これは非常にうれしいことでございます。アメリカ、ソ連に次ぎまして、全体においては第三位の成績、主催国といたしまして、この前のローマ、その前の豪州メルボルンでの大会と比べまして、この二つが十三ずつ金メダルをとっておって第三位である。これには負けてはならぬといっておったのが、大体結果においては、私どものねらいどおりにいくことができました。しかし、その内容等を検討いたしますと、いろいろな反省をして、そうしてこれから次のオリンピックのメキシコで開かれます際に、いまよりよくということは、たいへんな仕事だろうと思います。主催地であれだけの成績でございますから、それ以上の成績をあげることは困難でございますことは申すまでもありませんが、何とかして恥ずかしくないような成績をりっぱにあげるようにするにはどうしたらいいかということをこの間からぼちぼち話を進め、近く委員会を組織いたしまして、体協においてその研究と実施に当たっていきたいと思っているわけでございます。これらにつきましては、皆さん方のいろいろな観点からの御注意御鞭撻を特にお願い申し上げたい次第でございます。
 また、いろいろなことがございましたが、天気都合もよく、まことに天佑と申しましょうか、りっぱな成績が、日本の選手の成績というだけでなく、世界じゅうの青年の成績、すなわち、人間の力の、最高の速さ、最高の力というようなものを、ここにちゃんと示すことができる準備万端が非常にりっぱであったという、各国の選手たちから称賛のことばを受けて、そうしてこの大会を終わったわけでございます。その点も、私ども選手の問題に関して特に心配をしておった者といたしまして、非常にうれしいことであったと思うのでございます。
 どうか、この上とも、何ぶんよろしくお願い申し上げまして、この間の皆さんのお力添えに対して厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 石井光次郎

speaker_id: 25803

日付: 1964-11-07

院: 参議院

会議名: オリンピック準備促進特別委員会