阿部竹松の発言 (内閣委員会)
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○阿部竹松君 私は大臣のあげ足をとろうとも思いませんし、大臣もまた長官に就任されて間がないのですから、それはこれ以上しつこくお尋ねいたしませんが、確かに所管は外務省でしょう。しかし、安全性云々と、まあいまわが国における野党第一党のわれわれ社会党はもちろんですが、相当安全性について深いやはり心配をしておるのと、なおかっこの種の潜水艦に核兵器など積んでおりやせぬかという心配があるのです。したがって、私は担当は外務省だと思いますけれども、安全性その他の問題については、あなたのところが中心となって調査し研究し結論を出しておられるのでしょう。一切がっさい内閣がやっておられるのでないことは百も承知、二百も合点です。しかし、主たるお仕事をなさっておられるのはあなたのところだと思う。あなたのお説を黙ってそのとおり解釈すれば、外務省一点ばりのように聞きとれるので、私は外務省がやったり通産省がやったりするのではなく、あなたのところで調査研究をなすって外務省と御相談になって閣議で決定されたというように私は理解しておる。しかし、あなたの答弁はそうでないから、これはよろしい。
それからもう一つ、関連ですからこれでやめますが、そのときたまたま千島は戻してほしいということばが出た、日本側から。ところが、最高会議の面々の諸君は、おまえさん方のほうで原子力潜水艦入ってくるものも賛成だ、軍事基地も日米安全保障条約に基づいて認めなければならぬでしょう。千島をソ連が日本に戻せば、アメリカさんが基地として貸せといっても、日本が断わることができないのではないか、こういうことを言い出してきた。どちらの理論が正しいかどうかわからないけれども、安全保障条約というものは、もし千島をソ連が日本に返還するといっても、いまアメリカさんがそこを貸してくれと言った場合に、やはり義務づけられているのですか、それはやむを得ません、安全保障条約に基づいて、千島をアメリカさんの基地に貸さなければならぬのか、安全保障条約の解釈について、関連ですからこれでやめますが、お尋ねしておきます。