永末英一の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)

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○永末小委員 私ども民社党は、現行憲法のもとでわが国が不当な侵略にさらされるような場合に備えて自衛措置を行なうべきであるということを党是といたしております。しかし、その備えは、第一に、日本国民が防衛の必要を感じ、日本国民がわが国の秩序を守る、こういう意向が先に大きく生まれてくることが地盤であろうと思います。政府としては、したがって、第一に防衛問題のありか、また日本の平和と安全に関する問題の所在を国民に知らせる、これが政府の義務であろうかと思います。そういう政府の努力の上に、われわれは、民主主義国としてはいわゆる文民優位、シビリアンコントロールの制度は、ただ単に防衛庁長官が守るつもりだったという決意だけではなくて、これを制度的にはっきりと打ち立てておく、こういう態度が必要だと思います。ところが、三矢研究事件が始まりまして以来いろいろな質疑が行なわれました。しかし、その間政府は、この問題を手がかりにしていまのような積極的な国民に対する政府の所信を明らかにすることをしない、しかも、三矢研究問題自体の中に、ただいま私が申し上げましたような問題がはっきりと解決をされるような糸口がついていない、こういうことをはなはだ遺憾だと思います。私どもは、そういう観点に立ちました場合に、この三矢研究の内容、あるいはまた経過、そういうことを見ました場合に、政府がこれまで日本の防衛問題に対してとってきた非常な怠慢というのが今回の事件に如実にあらわれていると判断をいたしております。したがって、きょうはいまのような点に留意しつつ一つ一つ質問をいたしますので、逃げずに、率直にお答えを願いたいと思います。
 第一は、三矢研究を統幕でやられた目的があろうと思うのです。一体何を目的としてこの三矢研究をおやりになったか伺いたい。

発言情報

speech_id: 104805277X00819650415_002

発言者: 永末英一

speaker_id: 33587

日付: 1965-04-15

院: 衆議院

会議名: 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会