中井徳次郎の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)
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○中井小委員 だんだんわかってきました。いま詳細に御説明のありましたものを承りますと、何か抽象的で、非常に概念的で、結局予算との関係を中心にして御説明になっておる。それでいいのでしょうか。私どもの聞いた範囲では、これでいけばどこから攻めてきても防衛力は十分であるとか、質問に応じてそういうかなり詳細なところまで答えておるのかどうか。そういうようなことがなく、何か非常に抽象的ですね。それでいいのですかね。そういう意味で、どうも防衛庁と国会の関係が非常にぼやけておると私は思うのですが、そんなことでいいのですかね。そういうものを基本にしてこういう三矢研究なんかおやりになっておるわけです。国防の基本計画は抽象論でやられて、具体的なこういうものはいろいろ御研究なさるが国会に出さない。こういうのでは――国家にはやはり自衛権があるというのがいま定説になっておる。国を守る自衛の責任は、最後は防衛庁にも何もなくて国会にあると私は思っている。その国会を何か抽象的な文書で流してしまう、こういうやり方でいいのかどうか。それならば具体的なものを出せといえば、一昨年五ヵ月御研究なすったものはお出しにならぬというのでは、無責任時代ではありますけれども、国会としてはもう非常に無責任なことになりはしないかと私は思うのですが、大臣の御見解を伺いたいと思います。