中井徳次郎の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中井小委員 内容的に差異があるということは私もわからぬわけではありません。にもかかわらずそれは避くべきではないか。岡田君がこの間暴露しましたこの文書、私は二ヵ月ほど前にも申し上げたが、岡田君さえ手に入るのですから、これはもうみんなの手に入っていますよ、いわゆる専門家には、全世界の手に入っておる、日本はこんなことを考えておるじゃないかということになるわけです。私どもは攻撃されたら初めて立ち上がる、これが自衛です。攻撃されて初めて立ち上がる、この姿を自衛隊の基本の姿として持つべきではないか。そのために一時間かかるとか、どこからたまを運ぶのに一日かかるとか、そういうことはやむを得ない。交戦権は持っておらぬのです。自衛権のみあるのです。自衛隊としてはやむを得ない。先制攻撃しなければ勝てぬというのは旧思想。民主主義というものは、国民の皆さんがほんとうにこれじゃたまらぬと、いかりを発して、ともに手をつないで国を防ぐということでないと、国民はちっとも知らぬうちに興奮しちゃってやる。この三矢研究に内蔵しております思想は全部それですね、私の言う逆の。万全を期して大手抜かり。相変わらず日本はこんなことを考えておる。海原君の言うこと、私はわかりますよ。それは少しでも犠牲を少なくする。しかしそんなことは、いまの憲法上のたてまえ、あるいは自衛隊の性格からいってやむを得ない、えらい冷酷なことを言うようですけれども。そして立ち上がるというのでないと筋が通らぬじゃありませんか。そうなればなかなか攻めてこないということ。いかがです。この辺のところ、ぬけぬけと、もう当然のことのようにして書いてありまするから、私は非常にぴんとくるのです。いかがですか。もう一度、大臣、この辺のところをひとつ……。