中井徳次郎の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)

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○中井小委員 がんこな海原君まで考えてみたいと言ったんですから、ひとつ大臣、それは実際国の政策として、大きな観点から見て、自衛隊というものの立場から見て、やはり私は譲るべきところは大いに譲らなければならぬし、しんぼうすべきところはしんぼうしなければならぬ。そうして、交戦権を持たぬのですから、いかにすれば日本国の安全をはかれるかというそういう思想的な、理念的なものから出発して、それがずっと自衛隊の中に入って思想になっておらないことには、さあいざ始まったというようなことになったら逃げてしまいますよ、月給取りの集団みたいになりますよ。これはちょっと言い過ぎた点もあったかと思いまするけれども、申し上げておきたいと思って……。
 最後に、最後というのはこの書類に対するものです。シビリアン・コントロールについての考え方です。まだまだあるのです。これなんかもるる書いてありますが、シビリアンコントロールというのは、要するに国民がコントロールすることでございましょう。そうしてその国民の代表であります――いろいろな分子も入っておるのでありましょう。ありましょうが、ともかく国会がコントロールするということでありまして、防衛庁の中の文官がコントロールしたり、それも入らぬわけではありませんでしょうけれども、悪口を言わしてもらえば、官僚御出身の人がコントロールして、それでシビリアンコントロールということではないと私は思うのです。だから、そういう面でもう少し謙虚なお考えをぜひお願いをしておきたいのです。
 それで、防衛庁で出しました図上研究についての説明書を拝見してお尋ねしたいことは一応おきまして、今度は同僚の岡田議員が手に入れられましたものにつきまして、私は先ほどの立場から二、三お尋ねをしたいが、この岡田君の文書の五ページに間接侵略ということが書いてある。この間接侵略とは何ぞや。これは保安隊ができたり、初めていろいろなものができましたときからもう十数年たっておりますが、いまの日本で武力による間接侵略なんということが考えられますか。これを防衛庁長官にお尋ねいたします。

発言情報

speech_id: 104805277X01019650507_028

発言者: 中井徳次郎

speaker_id: 13123

日付: 1965-05-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会