竹田恒徳の発言 (体育振興に関する特別委員会)
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○竹田参考人 東京オリンピックのときもそうでございましたように、札幌に冬のオリンピックがきまりますと、やはり国民の感情として、日本の選手がはたしてどれだけの成績をあげるか、何本の日の丸を上げるかということが、大きな関心事であろうと存じます。残念ながら冬の競技で、いままでのオリンピックでは、旗はたった一本きり上がっておりません。しかしながら、目下非常に向上をいたしておりまするし、六位までの入賞いたした者はたくさんございますので、今度札幌の地元で行なわれますときには、国民の輿望に沿います成績をぜひともあげなければならないと考えております。
先ほど来お話のございました、組織委員会ができますと、日本オリンピック委員会は、オリンピックの準備、運営の一切を組織委員会にまかせまして、日本オリンピック委員会が中心になりまして、冬の各競技団体が選手の強化に真剣に取り組むわけでございます。まだこれから六年先のことでございますので、選手と申しましても、現在の選手よりももっと若い、六年後に完成する選手を十分にこれから養っていくということがたいへんに大事でございますので、そうした機会と設備とを要求いたしますし、また、ただいまのお話のように、やはり他流試合と申しますか、外国の先進国との十分な交流をいたしますことも、選手強化のたいへん大事なことでございます。
なお、札幌オリンピックは六年後と申しますけれども、ただいまから札幌大会との間に冬のオリンピックはたった一回きりございません。それは一九六八年でございます。まず、それを目標に選手強化をいたし、そのあと、なるべく早く札幌の実際の競技場が完成いたしまするならば、そのほんとうの場所で十分に訓練ができるということになります。これが一番地の利を得た、地元としての有利な点だと存じますので、少なくとも一年、二年前には完成をしていただいて、その競技場で選手の最後の仕上げができるようにしていただきたいと希望をいたします。また、選手強化のためには、施設や海外遠征その他費用もかなりかかります。この点も十分考慮をいたさなければならないと考えておりまするが、いずれにいたしましても、札幌オリンピックのときには、日本選手が国民の期待に沿います成績をあげるために、われわれは今後全力を尽くす覚悟でございます。どうぞよろしく御支援をお願いいたします。