大石武一の発言 (体育振興に関する特別委員会)
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○大石(武)委員 私は田中榮一君と同じ考えですが、自動車練習場なんというものは、必ずしもこれは直接の体育振興とはいいにくいのでありますけれども、都民にとりましても相当役に立つ施設ではないかと思います。そういう意味で、もちろんこれは開放されるのもけっこうであります。けっこうでありますけれども、むしろこのようないろいろな問題から考えますと、自動車練習場よりもゴルフ場のほうが公衆性が少ないような気がするのです。ゴルフというものは私もたしなんでおりますが、まことにけっこうな、老人にはいいスポーツであります。しかし、若い者のやるスポーツではない。老人のやるスポーツでありますし、またぜいたくなスポーツであります。何といっても非常な金をかけて、やるにも金を使わなければできないスポーツでありますから、老人向きのスポーツでありますが、このゴルフ場を、第一次計画で三分の一しか面積を減らせないということは残念なことであります。しかし、これはどう考えても非常にむずかしいものだと私は思いますので、これだけでも減らすように努力したことについては敬意を表するわけでありますが、ひとつ第二次、第三次計画では、いろいろな使用期間の契約もございますし、少なくとも契約というものはインチキで契約することはないと思うのです。十年の期限で契約するならば、十年間で返すという気持ちでやるだろうと思います。それを三十年も五十年も永久に借りてもうけるのだという考えでやる——それがあるかないか別にしても、それは認めてはならないと思います。そういう意味で、このゴルフ場もいますぐというわけにはまいりますまい。これは既得権でありますし、ことに日本人というものは既得権に強い執着を持ちますから、既得権はおかすわけにはまいりませんけれども、そのようなものを更新し得る機会がまいりましたならば、ひとつ強力に、将来はもっと大衆に役立つような方面で利用できるように、ゴルフ場も考えていただきたいと思います。
それから、次に伺いたいのは、日野橋の上流で、まだ手のつかないところがありますが、その方面にもいろいろなよい土地があり、また造成されると思います。その地域もいろいろな使用希望が出てまいると思いますが、それにつきましてはどのような方針でこれを使用させますか、これをちょっと伺いたいと思います。