藤枝泉介の発言 (本会議)
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○国務大臣(藤枝泉介君) 賃金、加工賃、下請代金等の天引きを禁じましたのは、元来こうした賃金や加工賃や下請代金を受け取る側は、経済的に弱い立場にありますから、したがいまして、これを天引きするということは強制のおそれがございますので、これを禁止したわけでございます。
国または公共企業体と請負その他特別の利益を伴う契約の当事者に対する制限をきびしくしておるのでございますが、この答申の趣旨は、国との契約で特別の利益を受けたものは制限をきびしくするということだと思います。ところで、請負そのものは、請負をしたから直ちに特別の利益があるものとは考えられないのでありまして、そのようなことがあっては、綱紀のことばかりでなく、刑法上の犯罪にもなるわけでございまして、ただ請負という国との特別な関係があるということで制限をきびしくするのでございますから、その金額が非常に少ないものは、これははずすのが当然であると考えております。
選挙区への寄付につきましては、審議の段階で、御承知のように、社交上の寄付は認めようという議論もずいぶんあったわけでございますが、最終段階にこれがはずされました。しかし、実態を考えますと、社交上の寄付というものは、これはある程度は考えなければならない、しかし、社交上ということが非常に不明確でございますので、政治教育に対する必要最小限度の実費弁償としたわけでございます。
立ち入り検査等をやらなければだめではないかというお話でございますが、私は、こうした問題はすべて国民の良識に従って真実を発表していただくということが原則でございまして、立ち入り検査のようなことはすべきでないと考えている次第でございます。(拍手)