川崎寛治の発言 (本会議)
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○川崎寛治君 加藤君にお答えいたします。
先ほど来、増岡君に御答弁いたしましたように、支払い能力論、あるいはヨーロッパにおける歴史的な経過、そういうものを踏まえてみまして、ヨーロッパにおいて今日新しい制度を設けるとするならば、提案をいたしております全国一律の最低賃金制をとるであろうことは、申すまでもありません。そして、今日、日本における経済の二重構造があるがゆえに、一律制はできないのだ、この経済の二重構造を解消してから、一律制に持っていこう、こういうことであるならば、百年河清を待つにひとしいといわざるを得ません。今日の経済の高度成長の中で、工業力の成長、あるいは労働力の不足、そしてまたこういう賃金格差が依然としてある、そういう状況の中で、そうした格差が存在することを解消するには、今日が最もいい時期であります。それゆえ、御質問のとおり、今日こそ、全国一律の最低賃金制を早急に決定すべきであると私は考えます。お答えといたします。(拍手)
〔内閣総理大臣佐藤榮作君登壇〕