鈴木力の発言 (文教委員会)
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○鈴木力君 そこで、大体いままでに考え方を伺ったのですけれども、これからもう少し深くお伺いをいたしたいのですが、さきの秋山委員の質問の中にもお答えをちょうだいしておるのですが、実はこの大学の入学試験に能研テストを利用している学校数というのは、必ずしもこの能研の制度が始まってからふえていない、そういうことが御答弁にたぶんあったと思うのです。これは去年の入学試験には、国立大学では一校しか採用されていない。このことについてはいろいろの御答弁を伺いましたが、たとえば、記憶しておるところによりますと、大学の側に理解がないから採用がされていないのだ、こういうような御説明を伺ったように記憶しておるのであります。しかし、私はこれをただ単に、大学が理解が足りないから利用者が足りないのだというふうにきめつけてしまうことは、これはどうも説得力がないのじゃないかという感じがするのですね。で、いま伺いますと、審議官の御説明にも、たとえば能研テストが、追跡調査をやってみても、いろいろな資料から正確なものである、あるいは参考資料として有意義なものである、そういう自信を深めてこれをやるのだという御説明であります。ただ、私が説得力がないという意味は、そうおっしゃっておるのは、設立のときに非常に積極的に参与した文部省がそうおっしゃっておる。それから、当の能研がそうおっしゃっておるということなんであって、現実には大学が——もう四年もたっておるのですから、この四年もたっておることが年々減っていく、あるいは誤解をされておる、こういうようなことになると、どうも少し何といいますか、独善的といいますか、ひとりよがりといいますか、そういう形のところがあるのじゃないかという感じがするのです。こういう点についてはもう少しこの能研自体といいますか、この関係者の間でもう少し突っ込んだ検討をされたことがなかったのかですね。たぶんあったと思うのですけれども、その間の事情をもう少し詳しく伺いたいと思います。