坊秀男の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(坊秀男君) 社会保障等の問題につきましては、すでに総理からお答えがございましたが、私からも補足的にお答えを申し上げます。
社会保障につきましては、従来から社会開発推進のための重要な柱として、その整備拡充につとめてまいったところでございますが、今般の経済社会発展計画においても示しているように、今後、医療保障部門の総合的な調整、所得保障部門の拡充強化、その他、保健衛生、社会福祉、児童福祉の分野における社会経済発展に即応する制度の整備等、その体系整備を進めることによりまして、西欧諸国の水準に接近させる方向で、全般的な水準の引き上げをはかってまいりたいと考えております。
次に、ILO百二号条約でございますが、これにつきましては、社会保障九部門のうち、ほぼ問題なく基準に適合すると考えられるものは、疾病給付と失業給付の二つの部門であるということは、総理からも申し上げたとおりでございますが、老齢給付、業務災害給付及び廃疾給付の三部門につきましては、実際に批准し得る状態にあるかどうか、条約の解釈になお疑義が残されております。また他の四部門については、残念ながら基準には適合いたしていない状態にございます。したがいまして、最低三部門の適合を条件とする本条約の批准につきましては、なお、各部門ごとに細部について慎重に検討を重ねてまいりたいと考えております。
最後に、児童手当でございますが、厚生省といたしましては、できるだけ早期に児童手当制度を実現させるよう、この制度の体系、構想について、目下、鋭意検討中でございます。
以上でございます。(拍手)