愛知揆一の発言 (外務委員会)
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○愛知国務大臣 日米交渉、特に沖繩返還問題につきまして、最初の正式の話し合いをいよいよいたすことに相なりました。それにつきまして御激励のことばをいただきまして、まことに感謝にたえない次第であります。いろいろ事前の日程等の打ち合わせがございまして、当初予定いたしましたことと若干変更のあったような点もございますが、六月の三日間から大体三日にわたりまして、ロジャーズ国務長官を主として会談をいたすことに日程を取りきめた次第でございます。同時に、この問題は非常に大切な問題であり、またまことに困難な問題でもあると予想もいたされますので、六月の、ただいま申しました三日間にわたる米側との交渉を皮切りにいたしまして、七月の二十八日ごろには、今度は日米貿易経済合同委員会にロジャーズ国務長官をはじめとしてアメリカの関係閣僚が来日することが内定いたしておりますので、その場合に、私と国務長官との個別会談ということもあらかじめ予定をいたしておるわけでございます。また、東京に先方が参りますわけでございますから、ロジャーズ国務長官としても、私以外の人とも接触することも考えられるかと思います。それからさらに、少し先のことを申して恐縮でございますが、九月中の国連総会の場合におきましても、やはりロジャーズ長官と私との会談というものも予想いたしておるわけでございます。こうして相当の期間にわたって相当回数の会談を重ねてまいりまして、十一月の下旬ころを予想しております日米頂上会談で本件の最終的な決着をつけたいものと、こういうふうな日程で考えておりますが、何ぶんにも第一回の皮切りが一番大切であると考えますので、私といたしましても、十分な心がまえで十分な努力をいたしてみたい、かように考えておる次第でございます。