1973-06-28
衆議院
諫山博
災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会
諫山博の発言 (災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会)
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○諫山小委員 私は、この法案の不十分さというのは、現行法の体系をくずさずに、現行法のワク内で事を処理しようとしたところから生まれてきたと思います。しかし、現行法が不十分だからこそわれわれは問題にしたいわけで、その点からいえば、たとえば融資をするというようなことだけではなくて、融資のやり方、現行法のワクを越えたような融資のやり方をきめるとか、あるいは何らかの個人に対する補償、現行法ではなかなか処理できないようなそういう問題を盛り込まないとあまり積極的な意味はないと思うのです。これがこの法案の最大の問題点だと思います。
そこで、その点はおきまして、内容で二、三質問したいのですが、第十条で「被害農業者等」と、「等」ということばがつけ加えられました。これは資金融通の対象として農民だけではないということのようですが、こまかいことになりますが、そうなると目的の第一条などにもやはりその趣旨を盛り込まないと、この法案は首尾一貫しないのではないかという気がします。たとえば、目的の第一条では「農業経営の安定を図る」ということは書いてありますが、農民以外の生活が云々ということは目的に掲げられていないのです。