佐々木義武の発言 (本会議)

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○佐々木義武君 ただいま議題となりました両案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 まず、両案の趣旨について申し上げます。
 内閣提出、農林中央金庫法の一部を改正する法律案は、最近のわが国農林漁業をめぐるきびしい諸情勢の中で、農林中央金庫が農林水産業者の組織する協同組合等に対する中央金融機関としての役割りがますます重要度を加えておりますことに対応し、本年十月に到来することになっている同金庫の存立期間に関する規定を削除して、引き続きその存続をはかるとともに、農林水産業者、農山漁村において、産業基盤または生活環境の整備の事業を行なう法人等に対して資金の貸し付けができるようにする等、その業務権能を拡充強化しようとするものであります。
 次に、内閣提出、農業協同組合法の一部を改正する法律案は、最近における農協系統金融をめぐる内外の諸情勢の変化をはじめ、社会経済事情の変化に対応して、信用事業を行なう農業協同組合に対し、新たに手形の割引、内国為替取引の事業能力を賦与する等、その金融機能の拡充をはかるほか、農業協同組合及び同連合会の行なう資金の貸し付け事業及び宅地等供給事業の範囲を拡大するとともに、正会員が一人になった農業協同組合連合会の権利義務を、その正会員に承継させる道を開く等の措置を講じようとするものであります。
 委員会におきましては、農林中央金庫法の一部を改正する法律案につきましては四月四日、また農業協同組合法の一部を改正する法律案につきましては四月十二日にそれぞれ政府から提案理由説明を聴取した後、両案を他の金融関係法案とともに一括議題に供して審査を進め、四月二十五日と五月九日の両日にわたり参考人より意見を聴取する等、慎重に審議を重ねてまいりました。
 かくて、五月九日に両案の質疑を終了し、日本共産党・革新共同及び公明党よりそれぞれ反対の討論が行なわれた後、採決いたしましたところ、両案とも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、両案に対し、それぞれ附帯決議を付することに決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 佐々木義武

speaker_id: 8813

日付: 1973-05-10

院: 衆議院

会議名: 本会議