江崎真澄の発言 (本会議)

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○国務大臣(江崎真澄君) 商社の思惑対象が木材から大豆へ、飼料からモチ米へ、だんだんこう対象が変わっていくことを聞き及びまして、公安委員長として実情を十分把握するように、これは商社筋への警告を含めて、二月初めに警察当局と協議をいたしたような次第でございます。
 御指摘のように、一万一千円のモチ米が一万五千円でもなかなか入手できないという当時の背景のもとでの私の発言という形になったわけでございます。御承知のように、警察も、物統令の統制額がありまするころは、価格を中心にそれを十分心得ておるベテランがおったわけでありまするが、物統令の統制額の廃止後は、流通面において捕捉するという形になっておりまするので、ややもすればこういうことに手ぬかりがあってはならぬというので、かりそめにも国民の必需物資が投機の対象になるなんということは、これは国民の側に立っても許せないことでありますので、警告を発し、厳重に実態把握に努力をしておる、こういうわけでございます。
 御指摘の、取り締まりをどうしておるのかという点でありまするが、これは、ただいま申しましたように、流通秩序を撹乱したり、管理の適正運営に大きな支障を来たすというものを対象にしまして、ちょっと先ほどあげられました数字と違いまするのは、昭和四十七年じゅうにおきましては、百三十九件、百五十名を検挙いたしておるわけであります。もとより、警察力の介入によってこういうものが取り締まられていくということは、私ども望ましい姿とは思いません。やはり行政指導によってきびしくこれが行なわれていくということが第一義的でなければならぬと思います。私ども、過剰介入にならぬ程度に、しかし、必要とあらば、これは厳正な態度で対処していく決意でおります。(拍手)
   〔国務大臣中曽根康弘君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 107115254X00719730302_029

発言者: 江崎真澄

speaker_id: 3035

日付: 1973-03-02

院: 参議院

会議名: 本会議