杉山善太郎の発言 (運輸委員会)
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○杉山善太郎君 もう少し中身に入って詳しく質問したいと思うのでありますけれども、まあ次へ進んだほうがいいようでありますから進めますが、次は七〇年代の言うならば国際的な問題は、さきの石油危機を見るまでもないことでありますが、要するに資源問題の中身は石油問題だというふうに私なりに理解をし、解釈をしてるわけでありますが、ここで資源と流通と輸送とに限って質問をするわけでありますが、現在でもすでに世界一の資源輸入国であり、かつ多元消費型の産業構造であるわが国は、今後海外の依存度はますます高くなるんじゃないかと、物理的に、そういうふうにとらえておるわけであります。
したがって、これらの資源を輸送するところの必要船腹量は一体どのくらいな数を押えておられるか、輸入型体制といいますか、要するに船はどうしても大型化の方向へ進んでいくというのでありますが、しかし石油だけにしぼってみても、中東地域に依存する石油は大体二十万トンタンカーで運ぶのが一つの常識だと思いまするけれども、昭和六十年から八億キロリットルとすれば、ペルシャ湾から東京間に、約四十キロの間に一隻が常に動いておるという形になるわけでありまして、傾向としましてはこれを四十万トンから五十万トンベースであるとか、さらに政府は、四十五年の七月でありますけれども、百万トンタンカーを建造したらどうかという方向へ動いておるわけでありますが、しかし、これは私ども船員の立場あるいは現在のタンカーを操作する運航技術者——船長だとかそれらの操作員から聞いても、やはりこの輸送効率に対して、般型の問題について、資源を急ぐから時間を短縮するために速度を出すと、そして量的に多く運ぶためには船の容積を大きくして速度を出すということについて、二十万トン、四十万トン、五十万トンの間がもう最善最高であって、百万トンタンカーというようなものが技術的に可能であったとしても、そういうことが言うところの資源消費型の経済成長主義には見合っても、これが安全度を高めた国民主権のそういう立場からいって、全体として一体この百万トンタンカーなどというものの安全性が保障されるかどうかと、そういったような傾向について大筋をどういうふうにとらえておられるか。これはまだ検討中なら検討中、目下それを洗い直しておるのだというのなら、そういう回答でもいいと思いますけれども、どういうふうにとらえておりますか。