薗村泰彦の発言 (運輸委員会)
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○政府委員(薗村泰彦君) 日本の貿易が世界のうちに占めているシェアを申し上げますと、輸入全体では世界の荷動きのうちのわが国の荷動きが一九・九%、それから鉄鉱石で申しますと世界の荷動きのうちの日本の鉄鉱石の輸入量が四六・一%、石炭で申しますと世界の石炭の荷動き量に対しまして日本の石炭の輸入量が四九・三%、石油で申しますと石油の世界の海上の荷動き量に対しまして日本の石油の輸入量が一七・一%と、たいへん大きな数字を占めております。
そこで、現在二千トン以上の日本の船舶の保有量を申し上げますと三千二百万グロストンでございまして、世界の中で第二位を占めている。第一位はリベリアという便宜置籍の国でありまして、実質的に単独の国としては世界一位であるということになっております。
で、今後どういうふうにしてこういった大きな原材料の輸入物量に対しまして船腹をつくっていくかということは、絶えず国の経済計画にマッチして海運政策として考えていかなければならない点でございまして、現在、実は四十八年二月にできました経済社会基本計画に基づいて私ども去年の秋から五十年度以降の船腹の整備計画を立てるべく作業に取りかかっておったのでございますが、その後、去年の秋から御承知のとおりの石油問題になりまして、私どももそのままの国の計画であるところの経済成長率その他、必要な輸出輸入の物量というものを基礎にして船腹の整備計画を五十年度以降についてはじくということは困難な状態になりました。しかしながら、現在私ども海運造船合理化審議会にもお願いをして、その仕事は極力やっていきたいと思っております。私ども、やはり日本船で安定的な輸送をはかろうということでございまして、現在のところ積み取り比率の目標としては、先ほど申し上げましたような主要の輸入物資につきましては、鉄鉱石は五五%、石炭は五〇%、油類は六五%を日本船で運びたいということを目標としております。
そういったことで、油につきましてもペルシャ湾から運んでくる船型は、現在一番大きい船がデッドウエートで申しまして四十八万トンということになっております。できるだけ大きい船で運ぶほうが合理化につながるという時代もございましたけれども、いろんな国際的な規制の問題もございますし、先生御指摘の安全性の問題もございます。その辺は船舶局のほうでいろいろ検討をしておるということでございますので、私どもの説明はその程度にさしていただきたいと思います。