内田守の発言 (運輸委員会)
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○政府委員(内田守君) 先ほど先生御指摘の百万トン型タンカーの建造についての方策というお話がございましたが、これは四十八年、昨年の十一月に運輸技術審議会から運輸大臣あての答申のことだと存じます。で、いま海運局長から説明ございましたように、現在四十八万トンのタンカーがすでに就航しておるわけでございますが、この私どもの考え方といたしましては、この答申の中身もそうでございますが、百万トンのタンカーを野放しに大型化するということではなくて、世界の趨勢から見て、いずれは相当大型な船になるであろう。その場合に当然安全性の問題ということが一そう重要な意味を持ってくる。したがって、そういう安全性についていろいろ検討し解決する、そういう方策をやらなければ、大型船をむやみにすべきではないという見地から、その答申の中身も、ほとんどこういう百万トンのタンカーの今後の計画に対して解決すべき安全上の問題点を御答申いただいているわけでございます。具体的には船の強度の問題であるとか、あるいは大型化に伴う運航性能を確保する問題であるとか、あるいは波の中でのそういう大型船の航海装置などの問題であるとか、あるいは一たん衝突し、座礁等が起こった場合の海洋汚染防止等、公害対策上の問題、また港湾等地形周辺環境に関する問題等、そういうほとんど安全公害の見地から解決すべき問題点を御答弁いただいておるわけでございまして、具体的には私どもこの答申をいれて三年計画程度でこれらの安全問題を解決しつつ船の大型化というものにどう対処するかということを今後解決していきたい、こういう態度でございます。