杉山善太郎の発言 (運輸委員会)
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○杉山善太郎君 若干次元は違いますけれども、過去の問題として、ぼりばあ丸事件あるいはかりふおるにあ丸事件もありましたので、大体いまの局長の答弁はそれで了としますけれども、これは傾向として大型化しても過去のぼりばあ丸事件にしてもかりふおるにあ丸事件にいたしましても、やはりすべては人間関係と物と資金、資材の関係でやはり輸送業務が行なわれることには間違いないので、やはり人命だとか危険度だとか、その大型の程度という問題についても、審議会においてもそれは十分頭脳が動員されて審議されるのでありましょうけれども、実際面として、やはり私どもは、最大多数の最大幸福を願望とする国民の安全性の問題であるとか、あるいは福祉の増進であるといった問題は、これは無視してはならないものだと思いますので、行政ルートにおいても十分これは大所高所から配慮していただきたい。特に所管大臣である運輸大臣も十分そういう点を留意をしていただきたいと、こう思うんです。これは大臣から答弁をいただかなくてもいいです。
それで、これは別々に、一つお尋ね、一つ聞くといいのでありますけれども、時間もありませんから四つ並べてお尋ねいたしておきますけれども、水路の問題ですね。マラッカ海峡は大体二十五万トンタンカー、あるいはそれ以上になるというと通過ができないでしょう。実際は下に岩盤や斜面があって非常な危険な状態があるんですよ。ですから、どうしても迂回をしなきゃならぬので、結局こういう水路問題についても、タンカーのマラッカ海峡のあり方というものとやはり船型というものとか、そういったような問題について検討されておるかどうかということが一点。それから輸送の硬直性ですね、輸送経路が限定をされてくると思うんです。マラッカ海峡を通れぬ、しからばどこを迂回をしていくかという問題について、大体産油国は中近東ということに、それは将来は別として、現状はそういうような方向にあるわけであります。それから港湾の受け入れ態勢であります。大体二十万トンで水深は最低十九メートルから二十メートルなければならぬのですよ。世界では大体十九メートル以上の水深を持つ港はたくさんあると思いまするけれども、今後の整備計画との関係について、やはり資源消費型といっても、どうしても石油を抜きにするわけにはまいりませんので、しからばその積んで来た石油をどういうような形で安全度を高めながら石油コンビナートを位置づけていくか、あるいはこの石油の貯蔵施設というものを、どういうようなふうに立地的に考えていくかといったような、大体四つのポイントを一括お尋ねいたしますが、そういう点について、万遺憾なきを期しておると言い切ることができるかどうかというような問題も含めて、ひとつどなたかから御回答をいただきたい、こう思います。