杉山善太郎の発言 (運輸委員会)
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○杉山善太郎君 先へ進みますが、石油がともあれ資源のやはり中核であるという点からいって、これはまた輸送の過程においてもまた貯蔵の過程の中でも、公害というものが伴ってくると思うんであります。これは、たとえば昨年でしたか一昨年でしたか、しけでもありましたけれども、リベリアのジュリアナ号というタンカーが新潟の港域において、大きな船がまっ二つに折れてああいうような災害が起きたわけでありますが、したがいまして、大型化すれば大型化するほど、航海中もさることながら、やはり母港近くなって それがコンビナートであっても、それから一つの指定された大きな貯蔵タンクの地域においても、沿岸に近づけば近づくなりにそれなりの危険、またそれなりの公害というものを十分配慮しなければならぬ問題だと、そういうふうに考えるわけであります。
したがって大型タンカーの事故による海水の汚濁だとか公害という問題は、今日国連の海事機構においても、やはりタンカー容量であるとか、一定の容積以下にまあ規制措置をすべきだという動きが出てきておるわけであります。少なくともわが国の周辺の海洋における、油に対する公害の実態調査とか、造船計画は進めなければならないわけでありますが、そういったような問題についても、これは所管は運輸省であろうと思うんでありますが、とりあえず港湾の整備計画であるとか精油、貯蔵施設の完全な対策、立地的には地域住民の公害に対して、安全に対してのいろいろなやっぱり要求なり、あるいは一つの市民運動的なものが出てむずかしいのでありましょうけれども、そういう条件も踏まえながら、必要なものは必要なものとして、公害という問題、海水の汚濁という問題等々も含めて、やはり十分配慮されなければならぬ問題だというふうに考えておるわけでありますが、そういう問題についていまどういうような対策を持っておられるか。目下検討中であるか。そういう点についても、審議官でけっこうですが、ひとつ伺いたい。