杉山善太郎の発言 (運輸委員会)

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○杉山善太郎君 次に、日中の海運協定について、これは大臣からお答えをいただきたいと思います。時間がありませんから私見を申し上げまするけれども、やはり国交が回復されて、実務協定の中で、航空協定にしても貿易協定にしても、それから漁業協定にしても、その中でやはり重要な柱は日中海運協定で、常識的にやはり重視しなきゃならぬと思うんですよ。
 そういう場合に、私は私なりにどうしても外交路線にしても、やはり関係の行政ルートの運輸省にしても、日中の関係については、中国との協定を結ぶためには平和五原則という原則を十分踏んまえた形で相手を説き法を説いていくと、そういう姿勢がないというと、なかなかおおような国のようであっても、なかなか神経のこまい、原則を鉄則としてとらえておるところの国でありまするから、この点がしっかりしてないというとなかなかうまく進まないじゃないか。で、タイミングから見れば、この海運協定はもうでき上がっていいんじゃないか。でき上がらないにしても、その前夜的な状態の中にもはや荒筋はできておるんだという状態があってタイミングとしていいんじゃないかというふうに考えておるわけであります。
 したがって今後の貿易拡大の方針というものと輸送の関係は、どうしても善隣友好の原則と、隣の大国というものを対象として有無相通ずる原則について、やはり輸送効率というものを高めていくという、そういう条件というものを踏んまえる必要があると思います。ことに現在国交が回復しておりまするので、しばしば中国の船が入ってくるわけでありまするけれども、この入ってきた船員の待遇についてはこれは外務省であるとか入国管理局の関係もあるでしょうけれども、どのように処置されておるか、そういったような問題について、この三点というものを踏んまえてこの日中海運協定の調印を促進されなきゃならぬ事案の性質であると、そういうふうに考えておるわけですが、大臣の見解いかがですか。

発言情報

speech_id: 107213830X01419740404_029

発言者: 杉山善太郎

speaker_id: 9765

日付: 1974-04-04

院: 参議院

会議名: 運輸委員会