江崎真澄の発言 (本会議)

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○江崎真澄君(続) 要するに、石油戦略をはじめ、輸入価格の急騰等物価高は海外要因が五〇%近いといわれるのであります。しかし、私たちは、国内要因による物価騰貴については、その原因にメスを入れ、全力を集中して抑制をしてきたのであります。その結果をごらんなさい。異常物価は着実に鎮静し、最近の消費者物価の動向を見ましても、基調においては、明らかに安定の方向をたどっておるのであります。
 諸君、石油価格の急騰や春闘による大幅賃上げ等に伴う後遺症的処理である電気料金であるとか運賃、米その他基礎的物資の価格の手直しが一巡すれば、合理的価格体系のもとに、物価を長期的に安定させることを責任をもって主張いたしておるのが、われわれ自民党であります。(拍手)
 また、一部の野党は、政府に向かって物価高の責任を追及しながら、一方においては、大企業に働く労働者諸君を扇動し、官公労の労組諸君を語らい、長期ストをかまえて、賃金、物価の悪循環を必然とする生産性無視の超大幅賃上げを推進いたしました。それは一体だれでありますか。(拍手)国民生活を破壊するあの違法ゼネストによって延べ一億八千万人の足をとめ、物をつくり出して需給バランスをとり物価を下げなければならぬというときに、国民無視のゼネストをして、経企庁積算によれば、七千億の国民総生産を減産に追いやった政党は、一体どこの政党であるか、反省をされたいのであります。(拍手、発言する者あり)
 国民は、物価高のコストプッシュの引き金を引いたのは、社会党の諸君であり、共産党の諸君であることをよく知っておるのであります。国民をだますことはできません。国会において政府を罵倒することはできても、国民を欺くことはできないのであります。(拍手)さればこそ、野党第一党の社会党に対し、国民は大幅減票の鉄槌を諸君に加えたじゃありませんか。この反省がない限り、諸君は政権に近づくことは永遠にできないであろうと予言をいたしておくものであります。(拍手)
 なお、野党は、政治資金の問題に論及しておりますが、昭和二十四年八月以来、選挙制度審議会が英知を傾けて、数々の答申をしてきました。第七次選挙制度審議会におきましても、その報告を出されておるのであります。すなわち、政党本位、国民本位の選挙というものは、選挙政治資金、選挙区制度、定数是正、この三本の柱の改善が必要であることは申し上げるまでもありません。政府・自民党は、この第七次審の報告を尊重し、これに基づいての改善案の準備に着手しました。私は、当時自治大臣でした。ところが、原案作成のテーブルにすらつかさないような運動を展開したのは、一体何党の諸君でありましたか。反省をされたいのです。(拍手)

発言情報

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発言者: 江崎真澄

speaker_id: 3035

日付: 1974-07-31

院: 衆議院

会議名: 本会議