池田克也の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

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○池田(克)小委員 関連で一つだけ。
 いまの加藤先生のお話を伺っておりまして、論文というものがいまの社会に欠けている、それを課することによって社会全体の方向というものを正したい、私もそのことは決して否定はしません。しかし、いまの入試というものが抱えている目標が、負担の軽減ということであるとするならば、その上にもう一つ、社会の物が書けない若者を是正するという二つの目的をここに乗せることになる。もしそれをねらうならば、二次試験というものをもう少し軽減して、科目数を減らして、そのかわり論文をしっかり勉強しなさい、論文というものは、暗記と違ってかなりゆとりのある高校生活というものから出てくるのだと思うのです。読書もしなければなりません。そういう意味で、やはり二つの目標をそこに乗せていくということに若干無理があるのではないか。正直言って、高校における教育というものが負担を、意識的かもしれませんが、意識的でなくて現実に起きてくるのではないか。高校の先生の負担を軽くしなければならない、大変ですよという先生の意識は必ず供に伝わります、親にも伝わります。これから非常に大きな影響を持ってくると思うのですね。ぜひともそういう意味で、そのおっしゃる趣旨はわかりますが、二次試験の軽減という問題も御検討いただきたいと思います。
 なお、いま局長からお話があったスペースの問題につきまして、どういうものをお建てになるかについては青写真等——私の理解では国大協さんが文部省に対して要望して、これとこれは必要だというふうにお出しになった、それを文部省が側面援助して予算を取っていらっしゃるのだと思いますが、その御要望について国大協としての御意見を伺いたい。文部省はちょっと立場が違うのではないかと思っているのです。

発言情報

speech_id: 108005098X00519770422_013

発言者: 池田克也

speaker_id: 29804

日付: 1977-04-22

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会