柄谷道一の発言 (社会労働委員会)

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○柄谷道一君 総合的な雇用保障政策の展開について御質問をいたします。
 大臣も御承知のように、わが国の雇用情勢は依然として厳しい状態に置かれております。昭和四十九年に一を割りました有効求人倍率は、引き続いて〇・五ないし〇・六と低迷しておりまして、二人に一人の割合でしか就職できないという状態が続いております。また、昭和五十年度に百万人を超えた失業者の数はその後も一向に減少せず、完全失業者百万人時代は常態化してきたと言ってもこれは過言ではありません。しかも加えて、臨時工、パートタイマーなどの潜在失業者を考えれば、重大な雇用の不安が存在しているとこう言うべきであろう。しかも、長期化するこの不況の中で、今後も倒産や企業の新規採用の制限、退職者に対する補充をしない、パートの採用停止、系列会社への出向というものが続く傾向にありますし、さらに現在雇用されている労働者も、倒産や操短などの危惧感を持ちつつ雇用不安の中で労働しているというのが実態でございます。したがって、雇用対策の拡充は目下喫緊の課題であるとこう思うわけであります。
 大臣は、今日当面しております雇用不安の背景と特色、そしてこれを受けとめて、今後どのような展望を持っておられるのかお伺いいたします。

発言情報

speech_id: 108014410X00619770421_026

発言者: 柄谷道一

speaker_id: 8572

日付: 1977-04-21

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会