渋谷邦彦の発言 (外務委員会)
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○渋谷邦彦君 いずれにしても、七年間で二千名をという数を挙げて希望している中国側の要請に対しまして、従来は二十数名というきわめて少ない、しかも民間ベースでもって受け入れをしている、今後はあながちに民間ベースにだけ頼れない、政府間ベースでもって取り決めなきゃならぬという事態も起こるであろうことは当然だろうと思います。
また、いまおっしゃったように、受け入れというものが常に問題になることも事実でございましょうし、気候風土が違う、建物の構造が違う、いろんなそういう点も配慮しなけりゃならぬということになりますと、もう体制としてはいつでも受け入れられるという準備を進められるのが当然であろう、それはもう強力に推し進めていただきたいもんだなと、そういうところで思わぬ不愉快な現象が起こっていることは、日中間においてもせっかく友好という、そういう条約を結んだ以上、前進を妨げるようなことがあっては非常にまずいんではないか。
それから、学術交流にいたしましても、学者の交流というものも今後非常に頻繁に行われてくるであろうし、そうした受け入れ体制、あるいはこちらから派遣する場合にしても、円滑に交流ができるような措置を当然文部省は監督官庁でございますので、その辺も十分配慮してひとつやっていただきたい。
きょうは経済問題をもっと突っ込んでお伺いしたかったんですが、通産省の方には大変失礼をいたしますけれども、いずれにせよ、この日中条約の精神に基づいて万遺漏のない今後の展開が示されることを強く希望を申し上げ、時間が参りましたので、私の質問は終わることにいたします。