石野清治の発言 (社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会)
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○石野政府委員 第一点の問題についてお答え申し上げますけれども、これはどうして日本が高くてほかの国が低いのか、これは私も明確にお答えはできないのですが、ただ、日本の場合でも、四十八年の健保改正までは、御案内のとおり、定額なりあるいはは定率でも非常に低い率であったわけですね。それを保険料負担の引き上げというものと見合いで国庫負担を導入するという形で一六・四%まで上ってきた。これがいいか悪いかという議論はまた別にあるわけですけれども、御案内のとおり、日本の一般財源というものの見合いで考えてみますと、なかなか国庫負担をさらに増額するということはむずかしいことがあると思います。一方、被保険者の負担能力といいますか、国民所得との対比の問題もありますので、西独なりと比較してどうかということになりますと、なかなかむずかしい問題がございますけれども、わが国の国民所得の伸びを考えますと、これ以上国庫負担を大幅に増加しなくても、やはり負担を国民にお願いするという以外にないのじゃないかという感じがいたしております。
ただ、外国と比べて国庫負担が多いか少ないかという議論、これはその制度全体の仕組み、それから税体系の問題とか、いろいろな問題が非常に絡みますものですから、一概に比較できないのじゃないかな、そういう感じがいたしております。