武藤嘉文の発言 (予算委員会第三分科会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(武藤嘉文君) これは国民のコンセンサスと私申し上げましたのは、国民としても食べるもの、口へ入れるものは、これはやっぱり私どももそう思いますし、国民もこれはみんな自分のところでできるだけつくってもらいたい、私どもつくろうと、こういう考え方だと思うんです。私が必ずしも国民的コンセンサスが得られていないのは、口で食べるものをつくるために必要な飼料穀物でございますね、これがたとえばこのごろ養豚においても残飯を集めてやっていただいている方も中にはあるわけでございまして、そういう地域もございますけれども、とにかくまあほとんどがいまの輸入飼料穀物に依存しておると、この輸入飼料穀物に依存するのをもしやめた場合は、大変高い今度はえさ代が結局コストの中に占められてまいりますと、それこそいま国際的にある程度競争力が出てまいりました豚あるいは卵、ブロイラー、こういったものももう大変高いものにこれは値段が価格的につくわけでございます。そういう点まで果たして私ども国民的コンセンサスが得られているのかどうかと、そういうことは余りお感じにならないで、とにかく何でも日本でそれは国内でできるものはつくってもらいたいというコンセンサスでありまして、その辺のコスト的な点まで十分含めたコンセンサスは私はまだ得られていないと、こういう判断をいたしておるわけでございまして、今後とも私どももそういう点もより国民に率直にお話をしながら、一体どうしたらいいのかと、こういう形でいかなきゃならない。本当に高い豚でもあるいは卵でもいいから、やはりえさも国内でつくれと、こういうことになれば、大変私どもは農業をこれから振興していく上にこれは楽なことでございますけれども、なかなかそうはいかないので、先ほど申し上げるように、われわれとしては生産性を高め、そうしてその中でもちろん飼料穀物も含めてより日本で自給力を高めていくことのできるものは努力をしていかなきゃならないと、こう考えておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 109115268X00419800402_015

発言者: 武藤嘉文

speaker_id: 30472

日付: 1980-04-02

院: 参議院

会議名: 予算委員会第三分科会