馬場昇の発言 (文教委員会)
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○馬場委員 特筆なさるつもりというのは、どことでも会うというところで答弁を了解しておきたいと思います。
そこで、最後の質問ですが、文部大臣に現在の教育の状況をどう見ているかということをいろいろ聞きたかったのです。時間もございませんが、これは大臣もいつも言われますように、教育荒廃ということが叫ばれて久しいわけですね。いまの校内暴力もありますように、いわゆる教育の荒廃というのは年々深刻化しつつございます。この教育の荒廃の原因というのはどこにあるか、いろいろ言われておりますが、たとえば、これはすべての人もそう思っているのですけれども、私どもの見解によりますと、本当に人間形成の教育の本質というのが忘れられて、時の政治支配や経済成長の手段として教育が利用されてきたのではないか、そういうような政策というものが教育を荒廃させているのではないか。あるいは六〇年代の高度成長で自然の荒廃だとか自然が荒廃したばかりでなしに、家庭や地域も崩壊をした、子供の安らぎとか発達の場も奪われた、こういうのがやはり荒廃に拍車をかけたとか、先ほどもちょっと言ったのですけれども、総理の犯罪を初め政治社会の倫理の欠如とかいろいろなことが教育荒廃の原因となってきていると思うのです。
私がここで一つ問題にしたいのは、教育荒廃の最大の原因、これは昔から続いている、明治以来続いているのですけれども、やはり学歴社会にあると思うのです。この明治以来の学歴社会というものが、能力主義とか差別、選別の教育を生んで、教育を荒廃させました。
そこで私は、この学歴社会を根本的に打破する道を文部省が音頭をとって、国民の総力を挙げて学歴社会を根本的に変えるということに取り組むべきであるということについての大臣の決意のほどをまず聞いておきたいのです。