桜井新の発言 (建設委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○桜井委員 それは本当に国民の前に約束して公表するのですから、これは大臣も直接担当の官房長も全力を挙げて、私ども与党自民党としても全力を挙げてがんばりますが、これは一歩も引かないつもりでがんばっていただかないと、事は人命にかかわる問題でありますから、ひとつがんばっていただきたいと思います。
ここでちょっと細かいことに脱線をさせていただきたいのでありますが、先ほど重点項目の説明の中で、都市河川のことについて触れられました。都市河川のことについては、洪水のたびに水上がりがして、排水が思うようにきかないという地域が相当たくさんございます。わが新潟県は、信濃川という大河川による土砂の堆積でできたところでありますから、なおさらそういういわゆるゼロメーター地帯みたいなところがたくさんあるのですが、その始まりは都市ではなくてたんぼであったわけです。だから、いま一級河川になっておるところも、その河川の排水が、平水のときには自然排水ができるけれども、洪水になるとポンプアップして人工排水をやるわけです。そういう施設が、いまだに土地改良や市町村の共同管理みたいなかっこうになっているところがたくさんあるわけです。
河川というのはもともとが民地であったところで、川が暴れて流れるものだからどこへ行くかわからぬということで、いまだに民地もかなりあるわけですが、最近はそういう民地の買い上げに大いに力を入れておりますね。そうしてちゃんとした管理をやることが河川行政で最も大切なことだと思うのでありますが、そういう観点からして、市街地のちょっと水が出れば相当の人家に影響を及ぼすようなところの施設がまだそういうかっこうになっておるということは、私は非常に残念なことだと思うのです。そして、これはやはり河川行政としては恥ずべきことだ、こう思うわけであります。こういった問題については、その土地改良や市町村が持っておるものだが、当然いまの新しい大きなポンプの性能のいいのに切りかえればもっともっと排水がきいて、そして災害を未然に防げるということは住民みんな承知しているわけですよ。ところが、幾ら市役所に頼んでも町村に頼んでも、そういった最後の負担金の問題があってなかなかやれない。そしてそこのポンプがそういう状態だから河川改修も思うように進まないということでありますが、三大都市圏に比べればかなり河川工事のやり方はあると思うのです。自然排水のできるところなら、横に広げるということはこれは大切なことです。これは河川管理上大切なことでありますが、自然排水のできない、どうせポンプアップするようなところは、新たに用地を買わなくても河積をふやす方法はあるわけです。すぐ下へ河床をどんどん下げていけば、平水時には何の関係もないことですから。そういったような工夫もしながら、都市河川の五カ年計画に当たって改めて見直すべきだ、そしてそういう処置をすべきだと私は思うのです。もし、いま皆さんが積み上げでやってきた五カ年計画の事業の中に入っていなければ、これこそまさに調整財源を取り崩しても対応すべきだと思うのですが、せっかく重点項目の中に都市河川を挙げたのですから、このことについて考え方をひとつ聞かしてください。