河本敏夫の発言 (本会議)
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○国務大臣(河本敏夫君) 先ほど民間経済を拡大すべし、こういうお話がございまして、その中で特に住宅政策を重視せよとの御指摘がございました。
住宅政策につきましては、今年度も経済政策の最重点政策と私どもは心得まして、幾つかの政策を積極的に展開をいたしました。まず住宅金融政策、土地税制政策、中古住宅政策、これなどは相当思い切った内容を進めたのでございます。しかしながら、土地政策については不十分ではないか、こういう御指摘でございまして、残念ながらその点は残っておると思います。これからの課題として十分検討させていただきたい、このように考えております。
それから第二点は、五・二%を達成するためにあらゆる努力を集中すべし、こういうお話がございました。実は三%成長が続きますと幾つかの問題が発生をいたしますが、その第一が雇用情勢が悪くなります。現在もうすでに若干影響が出ております。第二点は、税収不足が当然起こってまいります。第三点は、内需が不振でありますから、その分貿易の拡大に努力をするという結果になりまして、貿易摩擦が拡大する、こういう諸問題が発生をいたしますので、そこで政府の方では、政策努力を加味することによりまして五%成長を達成し、同時に、以上申し上げました三点の問題点を解決するように努力をしたいと考えておる次第でございまして、もう少し経済情勢を見まして、政府の考えておりますように後半民間経済の力が回復するということになりますと、それは大変結構でございますが、どうもそのとおりいかぬということになりますと、当然適切な政策を追加していかなければならぬ、このように考えております。その時期とか方法につきましては、今後政府部内で十分調整をしたい、このように考えておるところでございます。(拍手)
〔国務大臣櫻内義雄君登壇〕